遊びに誘われ「どこにしようか?」と聞くも「どうしよーねー?」 最終的に自宅近くばかりを選ぶ友人が嫌になった女性

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友人と遊ぶ約束をしたとき、どこへ行こうかと話し合う時間も楽しいものだ。しかし相手が他力本願で自己中心的だと、計画を立てることが苦痛になってしまう。

20代後半の女性(静岡県/医療・福祉・介護/年収350万円)は「高校時代に出会い、専門学校、新卒の職場と約9年一緒だった友人と、昨年絶縁しました」と書き出し、彼女との関係についてこう振り返っている。

「昨年、私は結婚を機に転勤。転勤後も彼女からは、月1で『遊ぼ~』とLINEが来て、ランチなどを楽しんでいました」

というから、長きにわたって親しい間柄であったことがうかがえる。しかし、このLINEでのやり取りが、女性にとって次第にストレスとなっていく。(文:林加奈)

日程調整、行き先、集合時間を決めるのはすべて私

「最初の『遊ぼ~』は毎回彼女からくるのですが、その後の日程調整、行き先、集合時間など、彼女は私にすべてを決めさせてくるのです。どこに行きたいのかを聞くため、『どこにしようか?』とLINEを送っても『どうしよーねー?』と返ってきて、話が進まない。自分からは何の提案もしてくれない。私から、『ここと、ここと、ここも楽しそうだけど、どこがいい?』と選択肢を提示しても、『全部ありー!すごいね!全部いいね!』と言って、結局選んではくれない。たまにならいいのですが、毎月それではさすがにストレスに感じてしまい…」

誘ったのは友人なのだから、行き先や時間などを少しは提案してほしいものだ。しかし、

「なんでもいいというふうに見せかけて、私の新居や、近くの遊び場なんかは『遠いからちょっと無理』と言って来てくれない。最終的には自分の家から近い場所ばかりを選ぶ。そういうところも自己中心的に感じて嫌気がさしてしまいました」

と、友人への心境の変化を明かした。

「やがて、私もLINEの返信をするのに疲れてしまい、既読のまま放置。向こうからも返信が来なくなりました。近くに住んでいるときは、直接話し合いができたし、お互いに近場で気楽に会えたので、あまり気にならなかったんですけどね」

女性は、物理的に距離ができたと同時に、関係性にも距離ができたと感じているようだ。そして、

「遠くに行ってでも会いたいと思ってくれる友達、遊びたい場所を、お互い自然に思いつくような友達。今後の人生では、そんな人たちを大切にしたいなあと思います」

と、投稿を締めくくった。

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