SNSに外食の投稿をしたら「そんなんじゃお金貯まらないよ」毎回余計なコメントを書く友人と絶縁した30代女性

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良好な友人関係を築くには、自分の考えを押し付けすぎないことが大切だ。しかし、東京都の30代後半の女性(Web・インターネット・ゲーム/年収400万円)が「好きなロックバンドが出演するフェス」で仲良くなった年上の友人Aは、それができない人だった。

「Aのリアルでの振る舞い方は、少しお姉さんぶる程度で特に変なところはありませんでした。 しかし、(中略)SNSを通して私が何かを買ったり外食したことがわかると『そんなんじゃお金貯まらないよ』などと毎回コメントしてくるようになりました」

Aの余計なお世話に対し、女性は「Aは実家暮らしで学生時代に着ていたようなものもそのままとってあるので、本人さえよければ1円も使わず暮らせたのでしょうが、一人暮らしの私はそうもいきません」と不満をもらす。(文:福岡ちはや)

「猫が可愛かった」という投稿に政権批判を書き込んでくる

女性いわく、SNSでのAの「嫌味か天然かわからないコメント」は、日に日に増えていったという。

「『猫が可愛かった』という投稿にも、無理矢理こじつけて『この平和を守るためにもうんちゃら』という政権批判を書き込んでくるなど意味不明な状態に……」

女性がAとの絶縁を決意するできごとが起こったのは、そんなときだった。Aと出会ったフェスの日に仲良くなったもう1人の友人Bに対し、Aが酷い態度を取り始めたのだ。

「バンドの来日公演があったとき、年下Bちゃんが最前列におりMCでいじられたことに(Aが)腹を立て、『ちょっと若いからって調子に乗って』などとSNSに悪口を書き込み、私の投稿のコメントにも『あなたは誰かさんみたいになったらだめだよ』などとたびたび書き込んでくるようになったのです」

仲良くしているBの悪口を書かれて我慢ならなかった女性は、これを絶縁の理由としてAに伝え、お互いにSNSのフォローを解除したそうだ。「自分のことでなくても、強い言葉での悪口や批判ばかり見聞きさせられるのは良い気分ではありませんから……」という女性の言い分はもっともだろう。

女性はAのその後について、

「別のファン仲間にもしつこく絡んでいたようで、しかも英語圏の人じゃないのに外国人だからって英語でしつこく絡んで嫌われていました。少し前にふと思い出してAのSNSを見たら、職場でもずっと馴染めていなかったようで鬱病になり退職。しばらく実家に引きこもっていたようです。本人には悪気がなさそうなので気の毒ではありますが、妥当な結末だと感じました」

と書いていた。ちなみに「Bとは趣味や生活環境の変わった今でも仲良くしています」とのことだ。

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