ジョエル・エンビードがプレイオフ前に復帰か 76ers指揮官が「そう願っているし確信もある」とコメント

ジョエル・エンビードが左膝の手術を受けるために戦列を離れて以降、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は8勝13敗と苦戦を強いられている。日本時間3月17日時点でイースト8位につけるチームが、プレイイン・トーナメントが免除される6位シード以上を手にするには、エンビードの復帰が不可欠だ。

そんななかシクサーズのニック・ナースHC(ヘッドコーチ)は、エンビードの近況について語った。『NBC Sports Philadelphia』のノア・レビック記者が伝えている。

ナースHCは「先週、彼は診察を受けた。経過には満足しているようだ」と経過は良好であることを示しつつ、復帰は慎重に進めることを強調した。

「物事の進展には常に段階がある。みんな『どのくらいかかるんだろう』と知りたがる。人によって治り方が違うし、かなり幅があるものなんだ。順調に進むこともあれば後退することもあるし……いろんなことがあるんだよ。だから我々は、彼が本当に健康な状態になって、準備ができたら復帰させようと思っている」

それでも、エンビードが今季中に復帰するかを尋ねられると、「まだそう願っているし確信もある」とコメントしている。

エンビードは負傷前、平均35.3点、11.3リバウンド、5.7アシストを記録していた。復帰して再びMVPレベルのプレイを披露できれば、プレイオフではシード順にかかわらず要注意のチームとなるだろう。

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