河北省の唐山港・京唐港区のコンテナ埠頭。（資料写真、唐山＝新華社記者/楊世尭）
【新華社石家荘3月18日】中国河北省の石家荘税関がこのほど発表した同省の1～2月の貿易額は前年同期比14.7％増の970億元（1元＝約21円）、輸出は20.7％増の541億9千万元、輸入は7.9％増の428億1千万元だった。
一般貿易額は17.0％増の884億6千万元で全体の91.2％を占めた。保税物流方式による貿易額は42.1％増の43億3千万元、加工貿易額は13.5％減の31億3千万元となった。
主要な貿易相手別では、オーストラリアが47.3％増の162億5千万元、東南アジア諸国連合（ASEAN）が35.9％増の124億7千万元、欧州連合（EU）が39.6％増の121億8千万元、ブラジルが21.9％増の59億8千万元だった。「一帯一路」共同建設国は10.1％増の458億4千万元で47.3％を占めた。新興5カ国（BRICS）のロシア、インド、南アフリカは10.3％増の202億8千万元で20.9％を占めた。
輸出品目別では、機械電気製品が38.7％増の273億9千万元で最大の50.5％を占めた。自動車は2.3倍の93億8千万元、自動車部品は8.9％増の33億5千万元。労働集約型製品は30.0％増の86億1千万元、農産物は0.3％増の24億8千万元となった。「新三様（新たな定番3品目）」と呼ばれる電気自動車（EV）、太陽光発電製品、リチウムイオン電池の輸出は3.6倍の70億2千万元となり、うちEVが5.3倍の58億6千万元、太陽光発電製品が34.9％増の11億2千万元、リチウムイオン電池が33.7％増の4248万元だった。
輸入品目別では、商品（コモディティー）が中心だった。鉄鉱石・精鉱は16.1％増の2054万7千トン、天然ガスは14.4％増の152万9千トン、アルミ鉱石・精鉱は69.0％増の242万トンとなった。
