日本テレビ系で4月7日にスタートする連続ドラマ「ACMA：GAME アクマゲーム」（日曜午後10：30、初回は午後10：00）には、高度なVFXによるキャラクターが登場。諏訪部順一、坂本真綾、中村悠一、花澤香菜が、個性的なキャラたちに命を吹き込むことが発表された。
間宮祥太朗が主演を務める「ACMA：GAME アクマゲーム」の原作は、2013～17年に「週刊少年マガジン」（講談社）に連載された、メーブ氏・原作＆恵広史氏・作画による同名漫画。地位、財産、名誉、そして命…相手からすべてを奪うことができる悪魔の遊戯＝デスゲームが展開する。多彩なキャラクターが登場し、異形の悪魔が仕掛ける独創的で規格外の“アクマゲーム”が多くのコアファンを生み出し、今なお熱烈な支持を集める作品が、日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化されることになった。
主人公・織田照朝（間宮）は、99本集めると、この世のすべてを手にすることができるといわれる“悪魔の鍵”を懸けて争う、命懸けの“アクマゲーム”に翻弄（ほんろう）されながらも、鍵の謎に迫っていく。
“悪魔の鍵”で召喚され、“アクマゲーム”を取り仕切るゲームマスターの悪魔たち、そして、眞鍋悠季（古川琴音）が開発した次世代コミュニケーションAI“おろち”。劇中に登場する数々のキャラは、本作の大きな見どころの一つだ。
ゲームマスターの悪魔は3体。牛のような巨大な角を持つ巨大な悪魔・ガドを諏訪部、白いフクロウのような姿で気高く冷静なコルジァを坂本、目玉の怪物のような異形の悪魔・エルヴァを中村が演じる。登場人物の誰の鍵が、どの悪魔を召喚するのかにも注目だ。
諏訪部が演じるガドは、照朝が初めて目の当たりにした悪魔。その大きな体はまるで牛のようで、巨大な角を持つ。空間によって体の大きさを自由自在に変更できる。ガサツで短気なところがあり、よくコルジァにばかにされる。人間が己の欲望のために争い、命を落とすのを見るのが愉快でたまらないというキャラだ。
諏訪部は「私が担当するガドは、作品のキービジュアルにも登場しているミノタウロスのような姿をした悪魔。冷徹にゲームのジャッジを行いますが、感情的になることもあるのが面白いですね」と紹介し、「物語に深みを与える、圧ある存在として表現できるよう努めております。ぜひご覧ください！」と抱負を述べる。
坂本が扮（ふん）するコルジァは、真っ白なフクロウの姿をしているが、脚はスラリと長く、優雅に歩くその姿はまさに女王のごとき高貴で品格がある。ガサツで品のないガドのことが気に食わない。どこまでも上から目線で、人間たちを冷静に観察しながら「HoーHoー！」とばかにしてよく笑う。
坂本は「コルジァの気高さや、威厳のある雰囲気を大切にしたくて、どんな声でどんな話し方をするのかいろいろと試しながら収録を進めていきました。ひょこひょことしたかわいらしい歩き方や、『HoーHoー！』という独特な笑い方が気に入っています。コルジァの登場を楽しみに待っていていただけたらうれしいです」とコルジァへの愛情を示す。
中村が務めるエルヴァは、ガドやコルジァとは違い、その姿は動物的ではなく巨大な丸い目玉。空中にフワフワと浮き、長いいばらのつたが触手のようにクネクネと動く。その見た目に反して性格は穏やかかつ慇懃無礼（いんぎんぶれい）な物言いで、人間に対しても“様”を付けて呼ぶ紳士ぶりだが、興奮すると荒ぶった口調になることも。
中村は「今回演じさせていただくエルヴァというキャラクター…なんと『丸』です、『球体』。動きも不明ですし、そもそも動くのか？など、考え出すとキリがないのですが、何はともあれ楽しい作品になるよう全力で努めさせていただきます！ 皆さまも楽しみにお待ちください！」と、個性的な役柄に挑戦していることを伝える。
また、悠季の相棒ともいえる愛らしい次世代コミュニケーションAI“おろち”を花澤が担当。おろちはイラストレーターである悠季の母親がそのキャラクターデザインを手掛け、愛くるしい大蛇のアニメーションとなってよく動きよくしゃべる生成AIで、悠季にとって心の支えとなっている。まだいろいろなことをインプットしている途中で、人間の感情の機微なども勉強中のため、時には場の空気はお構いなしに無邪気な発言をするおろちのセリフにも注目だ。
花澤は「ドラマオリジナルキャラクターということもあって、監督とのやりとりの中でしゃべり方や年齢感をいくつも試しながら作り上げていきました。おろちの魅力は、1話ごとにいろんなことを学習して人間味が出てくるところです。ノリがよくておちゃめで頼りになる子なので、視聴者の皆さまに好きになっていただけたらうれしいです！」と、成長していくキャラクターを見守ってほしいとアピールしている。
