固定翼型ドローン導入で送電網点検の効率向上 中国新疆ウイグル自治区

固定翼型ドローン導入で送電網点検の効率向上 中国新疆ウイグル自治区

 【新華社ウルムチ3月18日】中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区では送電線の設置範囲が広く、地形も複雑なため、点検に時間と手間を要し、効率が低かった。同地区は巡回点検にドローン(小型無人機)を導入し、安全かつ安定的な送電を維持している。

 送電大手、国家電網傘下の国網アルタイ供電はこのほど、固定翼型ドローンによる110キロボルト斉古第1・第2線の全面点検を初実施した。

 固定翼型ドローンは垂直離着陸が可能で航続時間・距離が長いため、広範囲の点検を短時間で完了でき、作業効率が高まる。(記者/阿曼)

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