いつ広げるの?印象がアップする「テーブルナプキン」の使いかた6つ

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:広げるタイミングは?「テーブルナプキン」の使いかた

レストランに食事に行った際、テーブルの上に置いてあるナプキン。なんとなく使っている…という方も多いかもしれませんが、これにもキチンとした使いかた、マナーがあります。

今回は、テーブルナプキンのスマートな使いかたについておさらいしましょう。

【1】手にとって広げるタイミングは?

レストランで席に着いて、すぐにテーブルのナプキンを取ってしまうと、「そんなにお腹がすいているの?」と思われてしまうことも。

ナプキンを広げて膝にせるのは

  • オーダー後、またはドリンクが注がれたあと
  • 乾杯があるときは、乾杯後
  • 目上の方がいらっしゃる場合は、その方に続いて

このようなタイミングがスマートです。

【2】膝に置く向きは?

ナプキンを広げたら半分に折り、輪っかになっている方を自分側に持ってきて膝上に置きます。

テーブルの上ではなく下のほうで広げると、エレガントですよ。

【3】口を拭くときは「内側」を使って

口元を拭きたいときは、膝側にあるナプキンの内側を持ち上げて拭きましょう。

そうすると、汚れた部分は内側にくるため、まわりから見えにくく、かつ、服が汚れる心配がありません。

顔をナプキンに近づけるのではなく、ナプキンを顔に近づけて拭くと、姿勢よく美しく見えますよ。

【4】ナプキンは積極的に使って

「真っ白なナプキンを汚すのは申し訳ない」と思ってしまうかもしれませんが使っても大丈夫です。

ティッシュやハンカチを使うと、「このナプキンは汚くて使えません」というメッセージになってしまいます。

【5】席を立つときは「椅子の上」に

食事の途中、化粧室などで席を立つときは、軽くたたんで椅子の上に置きましょう。

背もたれに掛けると、汚れた部分が周りの方に見えてしまいますね。

また、テーブルの上に置くと、「お皿をさげてください」という合図になります。

【6】食後は軽くたたんでテーブルへ

食事をおいしく、楽しくいただいたあとは、ナプキンを軽くたたんで、テーブルの上に置きます。

キレイにたたんでしまうと、「サービスが良くなかった」というサインになってしまうことがありますよ。

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以上、ナプキンの使い方について解説しました。

ひとつひとつ覚えるのは大変ですが、どうしたら美しく見えるか、余計な動作を減らせるか…ということを意識すれば、自然にスマートにふるまえますよ。

お祝いや歓送迎会など、レストランでの食事が増える春。ぜひ参考にしてください。

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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