無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/江毅)

 【新華社同仁3月19日】中国青海省黄南チベット族自治州同仁市は「中国タンカ(チベット仏教の仏画)芸術のふるさと」とされ、同地のタンカや堆しゅう(刺しゅうに似た立体的効果を出す技法)、泥人形などの「レゴン芸術」は2009年、ユネスコの無形文化遺産リストに登録されている。「熱貢(レゴン)」は同地のチベット名で「金色の谷」を意味する。

無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/李寧)

 市内にある「熱貢竜樹画苑」は地元で有名な無形文化遺産総合伝習センターで、13年に運営を開始。レゴンタンカの知名度の高まりに伴い、全国各地からますます多くの受講生がやって来るようになった。十数年で700人余りのレゴンタンカ職人を育成し、うち100人以上が10万元(1元=約21円)を超える年収を得ているという。

無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカの下絵を練習する受講生。(同仁=新華社記者/李寧)

 地元は各種のレゴン芸術製品をまとめ、多くの人々が関連産業に従事できるよう促し、特色ある資源の掘り起こしによる文化産業の発展と農村振興の推進という新たな道を開いている。

無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/央秀達珍)

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12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/李寧)

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12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/李寧)

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12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカの描き方を学ぶ受講生。(同仁=新華社記者/央秀達珍)

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12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/央秀達珍)

無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/李寧)

無形文化遺産「レゴン芸術」で農村振興を後押し 中国青海省

12日、青海省同仁市の熱貢竜樹画苑でタンカを描く受講生。(同仁=新華社記者/央秀達珍)

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