姫路市の副市長 任期途中の3人が交代

姫路市議会できょう、副市長3人全員を任期途中の3月末で交代させる異例の人事案が賛成多数で可決されました。

人事案はきょう、姫路市議会の本会議に提出され、可決されました。これにより、副市長3人全員が任期途中の3月末で入れ替わることになりました。
退任する副市長は元市職員の和田達也さん(63)と佐野直人さん(61)、そして、国土交通省出身の志々田武幸さん(52)です。

和田さんと佐野さんは任期を1年残していましたが、清元秀泰市長によりますと、本人から「新しい側面でまちづくりをしていくために後輩に任せたい」と申し出があったということです。

任期を2年残した志々田さんは国土交通省から能登半島地震対策のため戻るよう要請があったということです。

また、今月末に任期満了で退任する教育長の後任には、TBSテレビの元アナウンサー、久保田智子さん(47)が選任されました。
いずれも4月1日付けで就任します。

4月1日から新たに就任する副市長はこちらの3人です。

姫路市の井上泰利政策局長(60)、姫路市まちづくり振興機構の岡本裕副理事長(59)、そして、外務省安全保障政策課の山田基靖課長補佐(41)となります。
また、TBSの元アナウンサー久保田さんについて、清元市長は「報道番組で教育問題について鋭く切り込む姿が印象的だった」と話していました。
少子化対策や平和教育に熱心な点で評価され選ばれたということです。

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