奈良県民と三重県民が涙する… 「東京へのアクセス」を可視化した地図に思わず目を疑う

「東京へのアクセス」を可視化した地図がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@itsukaichi_engiさん。

当ポストは2024年3月19日時点で1万9000件を超えるいいねを集めており、「ついに残り2県に」「逆に他の都道府県は全部1本で行けちゃうの!?」「はやくリニア通してくれ」と多くの反響が寄せられています。

記事後半では、3月16日に開通した北陸新幹線の東京ー福井間の金額を紹介します。

※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

東京まで鉄道か飛行機で1本で行ける都道府県

日本地図を見てみると…

「鉄道orヒコーキで東京都まで1本で行ける都道府県(2024年3月16日時点)」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の画像でした。

そこに収められていたのは、ほとんどの都道府県が緑に色付けされた日本地図。緑色の都道府県からは鉄道または飛行機を利用して東京まで1本でいけるそうですが、奈良県と三重県のみ色が塗られていません。

これほど東京ー地方間の交通網が整備されているとは驚きですが、奈良県民と三重県民からすると少し悲しくなってしまう画像ではないでしょうか。

「リニアさえあれば」と不便を嘆く奈良県民と三重県民

地方から東京へのアクセスの良さを可視化した地図が投稿されると、ポストには除外されてしまった奈良県民と三重県民からのコメントが殺到。

投稿には「悲しすぎる」「ちょっと泣いた」「奈良なんて、奈良なんて! 」と地元のアクセスの悪さを嘆く人が続出しました。

以前は「紀伊」という寝台列車が東京ー三重ー奈良を繋いでいましたが、1984年に運行終了。奈良県と三重県には空港もないため、現在鉄道や飛行機で東京まで1本で行く方法はありません。

そんな奈良県民・三重県民が期待するのが、現在計画が進められているリニア中央新幹線です。

名古屋ー大阪間の開業時期や具体的な駅はまだ決まっていませんが、「はやくリニア通してくれ」「良いもん 少ししたらリニア通るもん」とリニアの開業を待ちわびる声も寄せられて盛り上がりました。

以前は「東京都まで1本でいけない」都道府県は3県だった

大きな話題を呼んだ、東京へのアクセスの良さを表した日本地図。

北陸新幹線が開業する前は…

投稿主の@itsukaichi_engiさんに地図を作った経緯を聞いてみると、「先日北陸新幹線が福井県まで開業し、東京まで一本で行ける都道府県を飛行機も含めて調べてみたら面白そうかなと思って地図をマッピングしてみました」と教えてくれました。

ちなみに、東京ー福井間は最速2時間51分。特急料金を含めた東京ー福井間の料金1万5810円となっています。

東京と上信越・北陸地方を結ぶ「北陸新幹線」が福井県の敦賀駅まで開業したことをきっかけに制作した地図だったんですね。

@itsukaichi_engiさんは普段から地理関連のマッピングについて発信しているそうなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

鉄道orヒコーキで東京都まで1本で行ける都道府県
(2024年3月16日時点) https://t.co/GNlK0Sbnxx pic.twitter.com/S9ukR6w9cQ

— いつかいちくん✈︎@3/30-4/2_Hokkaido (@itsukaichi_engi) March 16, 2024

東京ー大阪間を最短67分で結ぶリニア中央新幹線

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている地方ー東京間のアクセスについて紹介しました。

奈良県民、三重県民がとくに期待する「リニア中央新幹線」が開業すると、東京ー大阪間は最短67分で移動できる予定です。

一足先に開業予定の東京ー名古屋ルートの開業時期は2027年以降。まだ少し先ですが、今から開業が楽しみですね。

参考資料

  • @itsukaichi_engi
  • リニア中央新幹線

© 株式会社ナビゲータープラットフォーム