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●文:[クリエイターチャンネル] 相京雅行
どうもアイキョウです。
今日は2024年梅雨に向けてライダーにお勧めしたいワークマンのレインウェアを3着紹介したいと思います。
今年はホンダとワークマンのコラボレインウェアが一番の話題になっていて、僕も動画で紹介しました。あの製品はホンダのデザイナがーカジュアルに使ってほしいという事をコンセプトに掲げたモデルということもあり、モンキーやグロム、カブ等で街に出かける時に着ていく、街着としての機能を優先しています。
そのため、強い水圧をかけるとフロントファスナーから浸水してしまいますし、コンパクトに収納することもできません。そこで今回は、浸水しにくいレインジャケットとそれに合わせるパンツを紹介したいと思います。
バッグインアラエルレインジャケット
それがこちら、去年から継続で販売されている製品ですが品番はBIR001Bに変わっています。製品名はバッグインアラエルレインジャケット、価格は3900円で据え置きです。
カラーはカーキ/ミックスグレー/ミックスベージュ/イエロー/ブルーグリーン/タウニーオレンジの6色。イエロー、ブルーグリーンは4月頃入荷予定で他のカラーは筆者が知る限り、既に店頭に並んでいました。
サイズはM~3Lですが、ベージュとグレーはSサイズの展開があります。ただSや3Lは製造数が少ないので欲しい人は早めの購入をお勧めします。
― 2023年モデルからの変更点
こちらの商品は僕が開発協力している製品ですが、2023モデルからマイナーチェンジしています。まず耐水圧が10000mm~15000mmにアップ。更に透湿性能が5000~8000にアップデートしています。
去年台風の中で防水テストを実施した結果、浸水しなかったので耐水圧アップに関しては大きな恩恵を感じにくいかもしれませんが、透湿性が上がることで蒸れにくくなるので、気温が高い梅雨時期などに快適さの向上を感じられると思います。
もう一つマイナーチェンジのポイントとして、腰回りについているポケットにタテが追加されました。
元々ポケットのファスナーは全て止水タイプが採用されていて、水が入りにくい設計になっていましたが、タテがつくことで更に浸水しにくくなりました。
― バッグインアラエルレインジャケット4つの魅力
2023年から続くこの製品の魅力を4つにまとめてお伝えしておくと、1つ目は背中のファスナーを開けることで背中側のスペースを広くすることが可能で、バッグパックやショルダーバッグを背負った上から着用できるようになるということ。
2つ目は、フードがロールしておけるので、走行時にバタつかないこと。
3つ目は、三か所あるポケットは全てマチ付きで収納力に優れていること。
最後4つ目は、ネットに入れて洗濯機で丸洗いすることができることです。ちなみに洗濯する際はオシャレ着洗いモードなどの弱い水流ですすぎは念入りに行うようにすることがポイントです。
防水製品全般に言える事ですが、脱水は絶対にNG。防水製品は水を通さないので洗濯機が排水できなくなってしまったり、水が偏って脱水時にガタガタしてしまう可能性があります。
身長164cm、59kgの筆者が着用するとこんな感じ。春夏に着用するならSでもOKですが、厚着した上から着用するならMがベストサイズでした。
バッグインアラエルレインジャケットは単体で販売しているので、雨の日用にはパンツを別途用意する必要があります。
イナレムレインパンツ
品番はNR004【レギュラー丈】で商品名はイナレムレインパンツです。サイズはSから3L、カラーはブラックとオリーブがあり、価格は1900円です。
こちらの製品はNR004レギュラー丈とNR004S-6cm丈の二種類が用意されていますが、ライダーが使うなら迷わずレギュラー丈を選びましょう。ライディング時、膝を曲げたことで足が出てしまわないようにするためです。
少し引きずってしまうような場合も裾部分にアジャスターがついているので絞れば問題ありません。
ウエストはゴムと紐で調整する形になっていて、前ファスナーはついていません。前ファスナーはついていると休憩の時とか便利ですが、レインウェアにつけてしまうと浸水してしまうので省かれています。こちらは対水圧20000mm、透湿性は25000mmです。
耐水圧は高いですが、完ぺきではありません。去年のテストでも多少股の部分が濡れてしまいました。ただ現状のワークマンのレインウェアの中では一番バイク向きのパンツと言えます。
イナレムワイドテーパードパンツ
品番はNR007、商品名はイナレムワイドテーパードパンツでサイズはM~3Lまであります。カラーはブラック/オリーブ/ベージュ、価格は2500円です。
こちら去年の梅雨時期は重宝しました。イナレムレインパンツと違って一枚履きすることを想定して作られていて、ちょっと雨が降りそうな日や小雨の日などに使っていました。イナレムレインパンツ同様に耐水圧20000mm、透湿性は25000mmです。
裾の丈はイナレムレインパンツのレギュラー丈と比べると、3cmぐらい短くなっています。ですが、短足の僕だと足が出てしまう事はありませんでした。またシルエットがワイドなので、一枚履きだけでなく、パンツの上から着用することも可能です。
一枚履きも想定されているので、ポケットは腰回りと後ろ側に二ケ所ずつ用意されていて全てのポケットは止水タイプ。
前ファスナーもついているので休憩時などに便利ですし、浸水を完全に防ぐことは出来ませんが、前と後ろにタテがついるので浸水しにくい設計です。腰部分はゴムとベルトで調整できるようになっています。
バイク用なら前立て付きがお勧め
最近はファスナーに止水タイプを採用するレインウェアが増えてきていますが、水圧がかかると浸水してしまいます。
バイクの場合は走行時に水圧がかかってしまうので、前立てが付きがお勧め。数あるワークマンレインウェアの中でも特にバイクでお勧めなのが前立て付きのバッグインアラエルレインジャケットです。
ワークマンの店舗に行ったらぜひチェックしてみてください。
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