大分県立美術館で県ジュニアデザイン展 推奨作545点を展示【大分県】

作品を鑑賞する来場者=19日、大分市寿町の県立美術館
作品を鑑賞する来場者

 第42回県ジュニアデザイン展が19日、大分市寿町の県立美術館で始まった。県審査会で選ばれた推奨作545点を展示している。入場無料。24日まで。

 県造形教育研究会(林淳一郎会長)が主催。県内の幼児、小中高生、特別支援学校の児童・生徒から計約8万点の応募があった。

 会場には、地域の特産品や、環境問題、自己の内面をテーマにしたものや、色相や形の面白さを追求した作品が並ぶ。コラージュや版画、スクラッチなどさまざまな技法、素材を用いて訴求力を高める工夫をしている。

 林会長は「全体的に明るく元気で、緻密な作品が増えた。技法を駆使し、伝えたいことが明確に表現できている」と話している。

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