今年はまだ花粉の２割ほどしか飛んでおらず、シーズンが長引くという見方があります。
■楠原由祐子アナウンサー
「長野市は雨上がりの晴天で風も吹いていて、花粉が飛びやすい条件がそろっています」
■木島平村小学６年生
（Ｑこの中で花粉症の方いますか？）
「晴れてて風がある日（はつらい）」
「鼻が…かゆい」
■中学生
「（花粉症で）色々迷惑。色々を教えてあげて、くしゃみ止まらないし目かゆいし嫌だ」
■長野市から（３０代）
「結構ひどい…。しんどいですね。この子も花粉症なので」
（何歳？）「５歳。ちょっと鼻水出る。早く終わってほしい…」
早く終わってほしい気持ちとは裏腹に、「今年の花粉シーズンは長引く」と指摘する専門家がいます。一体どういうことなのでしょうか？
■みのしまクリニック・蓑島宗夫院長
「飛び始めが２月中旬だったのですが、開始が早かった。歴代３位くらいに早かった」
松本市にあるみのしまクリニック、アレルギー専門医の蓑島宗夫院長です。今年は暖冬の影響で花粉の飛び始めが例年より早かったものの、その後は気温が下がり、雪の降る日も多かったため、いったん落ち着いたと言います。ところが…。
■みのしまクリニック・蓑島宗夫院長
「今年は飛び始めが早かった割にあまり飛んでこないので、少ないんじゃないかと誤解している人がいるかもしれませんが、残り８割がこれからまとめて飛ぶ予定になっている」
寒さの影響で、まだ２割程度の花粉しか飛んでいないとか。蓑島院長は、気温が上がる予想の今週末から花粉が一気に飛ぶ可能性があると指摘します。
■みのしまクリニック・蓑島宗夫院長
「気温が非常に高い日があれば、１５℃以上の日が連続してくるとそこでまとめて飛ぶことがある」
また、飛散のペースが遅かったため、例年より花粉症が長引く可能性も。
■みのしまクリニック・蓑島宗夫院長
「スギは３月に大半が飛ぶ年もあるけど、今年は多分４月上旬にかかってピークが来る可能性が高くなった。今年は早かったの
に出し渋ってなかなかピークが来なかったという珍しい年だと思う」
■中学生
（Ｑ花粉症の時期が長引くなんていう話も…。）「うわー」
「最悪です。花粉が減ってほしい」
