千葉県警は、このほど２０２３年１年間における拾得物、いわゆる「落とし物」の取り扱い状況を発表しました。
現金の落とし物は合わせて１０億６０００万円余りと過去最高額だったことがわかりました。
県警によりますと２０２３年１年間に警察に届けられた拾得物、いわゆる「落とし物」の件数は約９３万２０００件で、前の年に比べて約１２万４０００件増加し、過去最高を記録しました。
このうち、現金は約１０億６０００万円と前の年に比べて約１億９００万円多く、過去最高額となっています。
１００万円を超える高額な現金の拾得は３２件で、このうち２２件は遺失届を出した人に返還されたということです。
落とし物の中で最も多かったのは、ハンカチなどの生活用品類で、次いでキャッシュカード類やプリペイドカード類となっています。
このほか、ワニガメやヤギ、それにヘビなど、生き物が届けられるケースもあったということです。
県警は落とし物をしたり拾ったりした際は、近くの警察署や交番に届け出るよう呼びかけています。
