香港「国家安全維持条例」への攻撃は必ず失敗する 中国外交部

香港「国家安全維持条例」への攻撃は必ず失敗する 中国外交部

19日、国家安全維持条例を可決した香港立法会。(香港=新華社記者/呂小煒)

 【新華社北京3月21日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は20日の記者会見で、香港特別行政区の「国家安全維持条例」に関する米国や英国、日本、欧州連合(EU)などの発言について次のように述べた。

 中国は、一部の国と機関が香港の「国家安全維持条例」を中傷し泥を塗ることに強い不満と断固とした反対を表明する。

 香港特別行政区立法会が全会一致で「国家安全維持条例」を可決したことは、国家の安全を守るという特別行政区の憲法上の責任をさらに履行し、香港の発展を支える安全という土台をさらに強固にするもので、新時代の新たな道のりにおける「一国二制度」事業の発展にとって重要な一里塚的意義を持つ。

 ハイレベルの安全保障の下、われわれは香港が質の高い発展とハイレベルの開放を実現することに自信を持っており、「一国二制度」が安定的かつ長期的に実施され、香港の統治と振興が進むことに自信を持っている。

 国家の主権、安全、発展利益を守る中国政府の決意は揺るがず、「一国二制度」の方針を貫く決意、いかなる外部勢力による香港事務への干渉にも反対する決意が揺るぐこともない。「国家安全維持条例」に対するいかなる攻撃も決して思い通りにはならず、必ず失敗に終わるだろう。

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