ヤンキース大勝 スタントンが満塁弾含む3本塁打8打点の大暴れ

オープン戦【パイレーツ0-12ヤンキース】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド

日本時間3月21日、ヤンキースはパイレーツとのオープン戦に12対0で勝利した。大勝の立役者となったのは「4番・DH」でスタメン出場したジャンカルロ・スタントンで、第1打席で2号2ラン、第2打席で3号グランドスラム、第3打席で4号ソロを放つなど、3打数3安打8打点(第4打席は犠飛)の大暴れ。投手陣は先発のルーク・ウィーバーから始まる7人の継投でパイレーツ打線を4安打無得点に封じた。勝利投手は4回途中2安打無失点のウィーバー。パイレーツ先発のマルコ・ゴンザレスは4本のアーチを浴び、4回途中10安打9失点で敗戦投手となった。

スリム化してアスリートとしての復活を目指すスタントンのバットが火を噴いた。3本のアーチはそれぞれ飛距離455フィート(約138.7メートル)、453フィート(約138.1メートル)、426フィート(約129.9メートル)を計測。3本の合計が1300フィートを超え、オープン戦ではあるものの、スタントンにとって自身初の1試合3本塁打となった。パイレーツ先発のゴンザレスは「ジャンカルロは地球上の生命体とは思えなかった」と脱帽。「次に対戦するときは、もっとしっかり攻めないといけない」と語った

ヤンキースは10日ぶりにオープン戦に出場したアーロン・ジャッジが先制のタイムリー二塁打を放つという明るいニュースもあった。ジャッジは2022年にア・リーグ新記録の62本塁打、スタントンはヤンキースに加わる前年の2017年に59本塁打を放っており、両者が健康ならば合計100本塁打どころか120本塁打も夢ではない。大黒柱のゲリット・コールの離脱もあり、投手陣は厳しい状況だが、2人の大砲が実力を発揮できれば、ヤンキースは地区優勝争いに加われるはずだ。

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