岡山県庁 約3年半かけた耐震化工事が完了 外観は前川國男さんのデザイン残しPRへ

岡山県庁の本庁舎は21日、約3年半かけて行った耐震化の工事を終えました。

岡山県庁の本庁舎は、戦後を代表する建築家・前川國男さんが設計し1957年に建てられました。

県は、南海トラフ大地震などに備え2017年度に基本計画を策定し2020年10月から工事を進めていました。総事業費は約157億円です。

庁舎には、震度6強の地震を想定し、揺れを吸収する油圧式の装置を約100カ所に設けました。

また外観は、前川國男さんのデザインを残し、戦後の近代建築の1つとして広くPRしていきたいとしています。

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