陸前高田市と市内の各種団体でつくる、さくらの杜(もり)プロジェクト陸前高田協議会は17日、同市高田町の川原川沿いの公園で桜の植樹祭を開き、子どもたちが成長を願った。
市内の中学3年生、小学6年生とその保護者ら約50人が参加し、オオシマザクラやシダレザクラなど3種54本を植えた。スコップで高さ2メートルほどの苗木の根に丁寧に土をかぶせた。
プロジェクトは、桜を活用した観光まちづくりを推進しようと昨年10月に発足。中心市街地などに3千本以上の植樹を目指し、東北最大級の名所をつくる構想を掲げており、今回の植樹祭はそのキックオフイベントとして行われた。