相鉄フレッサイン藤沢駅南口、3月末で閉館へ 近くに次々ホテルがオープン

今月末で閉館する「相鉄フレッサイン藤沢駅南口」の外観(同ホテル提供)

 相鉄グループの相鉄ホテルマネジメント(横浜市西区)が運営するビジネスホテル「相鉄フレッサイン藤沢駅南口」が今月末で閉館する。

 同ホテルは、2014年10月1日に開業。地上9階建てで、客室数は146。シングルやダブル、デラックスツインなど9タイプの客室を展開。JR・小田急線藤沢駅から徒歩1分の好立地にあり、交通利便性が高いことから、ビジネス利用だけでなく江ノ島や鎌倉エリアに向かう観光客も多く宿泊していた。

 また新型コロナウイルス禍以降は、中国や台湾、韓国といったアジア圏からのインバウンド需要が増え、利用者の20%前後を占めていたという。

 一方、ホテル開業後には近くに「スーパーホテル湘南・藤沢駅南口」や「エイトホテル湘南藤沢」が次々にオープンした。閉館理由について、同ホテルの担当者は「建物オーナーとの契約満了のため」とコメントした。

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