「アタランタには退団したいと伝えた」 オランダ代表MFコープマイネルスが今夏の移籍希望を明言

写真:今夏の移籍希望を語ったコープマイネルス

オランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスは、今シーズン限りで所属するアタランタを退団することを希望しているという。オランダメディア『De Telegraaf』が伝えている。

2021年の夏にオランダのAZから加入したコープマイネルスは、移籍直後からレギュラーを勝ち取り、昨季は10ゴール、今季はすでに12ゴールを記録している。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の信頼を勝ち取り、アタランタの攻撃を司る26歳の同選手は、多くのビッグクラブから関心を集めている。

ユヴェントスやプレミアリーグのチームから注目されるコープマイネルスは『De Telegraaf』のインタビューに応じ、アタランタ退団の希望を明らかにした。

「アタランタには今夏に退団したいと伝えた。昨シーズン、ナポリから具体的な関心があったが、両クラブは合意に至らなかった。今年は検討できる選択肢があることを期待している」

セリエAのユヴェントスがコープマイネルスに熱い視線を送っている中、本人はプレミアリーグ行きも願望の一つとしてあるようで、以下のように続けた。

「ガールフレンドと僕はイタリアを楽しんでいるが、イングランドのいくつかのチームのためなら雨でも我慢するだろう。ユヴェントスやプレミアリーグのチームからの関心に興味がないと言ったら嘘になる。アタランタでは素晴らしい時間を過ごしたので、彼らが高額の移籍金を受け取ることを期待するよ」

マンチェスター・ユナイテッドは、3月10日に行われたユヴェントス vs アタランタの試合にスカウトを視察に送っており、イタリアメディア『Football ITALIA』はリヴァプールやトッテナムもコープマイネルスの獲得に興味を持っていると報じている。

AZを経てアタランタでさらなる経験を積んだコープマイネルスは、ビッグクラブへのステップアップを果たすのか、今夏の動向に注目が集まる。

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