中国海警、鉄線礁に不法上陸のフィリピン人を処置

中国海警、鉄線礁に不法上陸のフィリピン人を処置

 【新華社北京3月21日】中国海警局の甘羽(かん・う)報道官は21日、中国海警の法執行官が同日に中国側の警告と制止を無視して鉄線礁に不法に上陸して活動したフィリピン人34人を法に基づき検査、処置したと発表した。

 甘氏は次のように述べた。中国は鉄線礁を含む南沙群島と周辺海域に対して争う余地のない主権を有しており、十分な歴史的、法的根拠がある。フィリピン側の行為は中国の領土主権を侵害し、「南中国海に関する行動宣言(DOC)」に違反し、南中国海の平和と安定を破壊しており、中国は断固として反対する。われわれはフィリピンに対して、直ちに権利侵害をやめるよう促す。中国海警は法に基づき、中国の管轄海域で権利維持のための法執行活動を続ける。

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