横浜・園芸博予定地、大使館関係者が視察 43カ国参加、出展つながる?

園芸博の会場予定地を視察した在日大使館関係者ら(国際園芸博覧会協会提供)

 2027年3~9月に国際園芸博覧会(園芸博)が開催される上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区)で21日、在日大使館の関係者を対象とした視察会が初めて開かれ、カナダなど43カ国から49人が参加した。開幕まで3年を切り、整備が進み始めた会場予定地の様子を肌で感じ、出展の検討を進める上での判断材料として持ち帰った。

 視察は非公開で行われ、参加者は約80ヘクタールの会場の一角に設けられる「国際出展ゾーン」の予定地を歩いて回った。キプロスのヤニス・ミハイリディス大使は「美しい場所で感動した。個人的には出展できたらと思っている」と語り、ルクセンブルクのダビッド・ゲベルス公使参事官は「検討は初期段階」と断った上で、「高いポテンシャルがある土地だ」と期待を寄せた。

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