「全国地域おこし協力隊物産コーナー」がこのほど、沖縄県八重瀬町の南の駅やえせで始まった。北海道から沖縄まで、全国8道県13市町村のサイダーや菓子、米など、ローカルな34点を販売している。売り切れ次第終了で、既に売り切れ品も出ている。6月上旬まで。
物産展は、同町地域おこし協力隊の川口望美さん(34)と森脇夕月さん(24)が企画。駅の空きスペースを使って何かできないかと持ちかけられ、交流サイト(SNS)で協力隊仲間などに呼びかけて実現させた。
価格帯は千円程度で買える物がほとんど。協力隊が復活製造したあられも扱い、全国の隊員の写真や商品の資料も置いている。
川口さんは「当初は名前だけで大きさなども分からない物が沖縄に届き、現物を見ることができて楽しかった」と語る。森脇さんは「続々と集まった商品を並べた時は、他県の協力隊員も頑張っているんだなと思った。手に入らないローカルな商品も多いので、ぜひ買い求めてほしい」と来場を呼びかけた。
問い合わせは町観光物産協会、電話098(998)3300。
(南部報道部・又吉健次)