オーストラリア代表はレバノン代表に2発勝利…サイド2枚の負傷でリターンマッチはやや厳しい陣容に

オーストラリア代表 2-0 レバノン代表[写真:Getty Images]

オーストラリア代表にケガ人が相次いでしまった。豪『news.com.au』が伝えている。

豪代表は21日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3節でレバノン代表と対戦。2-0と勝利し、グループ3連勝とした。

緊迫化の一途を辿る中東情勢が考慮され、レバノン代表との2連戦どちらも豪州国内で開催される今回。立ち上がりの5分にMFキアヌ・バッカス弾で先制すると、1点リードで折り返した54分にはDFカイ・ロールズが追加点を決めた。

豪代表は主力の右ウイング、アジア杯でも2得点のMFクレイグ・グッドウィンがケガでベンチ外。また、FC町田ゼルビア所属で最前線のファーストチョイスであるFWミッチェル・デュークもまだ万全でなく、この日はベンチスタートとなった。

そんななか、左サイドハーフで先発のMFライリー・マグクリーが左足首を捻って16分で途中交代に。代わって投入されたDFジョーダン・ボスまで、ヒザを痛めて42分で途中交代を余儀なくされた。

前半のうちに交代を2回使ってしまった豪代表。グラハム・アーノルド監督は「後半の適切なタイミングで交代カードを切れなかったが、良いパフォーマンスを見せれた。もっともっと改善したいい」と選手たちを労いつつも、負傷したマグクリーとボスについてはやはり心配が大きい。

「レバノンとのリターンマッチは2人とも欠場するだろう。彼らがチームに合流したのは昨日の午前1時ごろ…ゲームの早い段階で起きたことを受け入れるのは難しい」

この日、グッドウィン不在を考慮し、普段の[4-3-3]ではなく、[4-4-2]を選択したアーノルド監督。しかし、マグクリーとボスの負傷でさらに2枚のサイドハーフを失うことに。

また、先制点のアンカー、バッカスは嬉しい代表初ゴールだが、78分のイエローカードにより、累積警告で次節出場停止に。グッドウィンは次の一戦で間に合う可能性もあるようだが、そこそこ厳しい陣容で3月を戦うオーストラリア代表だ。

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