小田原市職員の公金詐取、市長給与1カ月3割減額 市議会が可決

 小田原市のごみ焼却施設の職員=懲戒免職=が市から公金をだまし取ったとして逮捕された事件を受け、市議会は22日の定例会本会議で守屋輝彦市長の給与を1カ月、3割減額する条例改正案を全会一致で可決した。

 市によると、4月の市長給与98万8千円から29万円6400円を減額。また、鳥海義文、玉木真人の両副市長も1カ月分の給与の3割を自主返納する。

 この日の本会議で守屋市長は「社会的に大きな影響を与えた事件なので減額を提案した。再発防止を徹底していく」と説明した。

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