春らんまん、上海市油車村で菜の花祭り開催

春らんまん、上海市油車村で菜の花祭り開催

20日、上海市郊外、金山区亭林鎮で畑一面に咲く菜の花。(上海=新華社記者/李栄)

 【新華社上海3月23日】中国上海市金山区亭林鎮の油車村で20日、二十四節気の「春分」に合わせて菜の花祭りが始まった。淡い黄色や濃い黄色、ピンク、オレンジ、白などさまざまな色の菜の花が畑一面に広がり、多くの観光客が足を止めて美しい風景を写真に収めた。

春らんまん、上海市油車村で菜の花祭り開催

20日、菜の花を楽しむ観光客。(上海=新華社記者/李栄)

 同村は菜の花観賞をより楽しんでもらおうと、栽培面積を拡大しカフェなどの付帯施設を新設した。観光客らは「花の海」の散策途中に、コーヒーを飲みながら休憩することもできる。

 油車村は清代中期から油糧作物の集散地として知られ、菜の花がさかんに栽培されていた。村内最大の油車坊(搾油所)の所有者だった顧油車(こ・ゆしゃ)さんにちなみ、油車村と名付けられた。(記者/李栄)

春らんまん、上海市油車村で菜の花祭り開催

20日、色とりどりの菜の花。(上海=新華社記者/李栄)

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