声楽アンサンブル、郡山高が本選へ

曲の世界観を澄んだハーモニーで表現した郡山

 第17回声楽アンサンブルコンテスト全国大会は第2日の22日、福島市のふくしん夢の音楽堂で高校部門が行われた。県勢は郡山が金賞に輝き、24日に行われる本選へ出場を決めた。会津は銀賞、橘は銅賞だった。大会は県、県教委、大会実行委員会の主催。

 同部門には全国から42団体が出場し、金賞5校などを決めた。郡山は会場を教会と重ね合わせ、曲の世界観を神聖で澄んだハーモニーに乗せて表現した。鈴木日菜部長(2年)は「練習の全てを出し切ることができ、歌い終わって幸せな気持ちでいっぱい。いい響きを遠くまで届けることができた」と満足げだった。

 第3日の23日は小学校・ジュニア、一般の両部門が行われ、県勢の季(とき)の音(ね)を含む計45団体が出場する。

 金賞から銅賞の成績(数字は順位)

 金賞〈1〉郡山〈2〉不来方(岩手)〈3〉高知学芸(高知)〈4〉向陽中・高(和歌山)清泉女学院(神奈川)▽銀賞〈4〉会津〈7〉専修大松戸(千葉)青洲(山梨)〈9〉仙台南(宮城)〈10〉畝傍(奈良)大阪成蹊女子(大阪)岡崎(愛知)〈13〉鹿児島(鹿児島)▽銅賞〈14〉敬和学園(新潟)〈15〉坂出(香川)萩(山口)〈17〉出雲(島根)岐阜(岐阜)橘〈20〉宇都宮中央(栃木)〈21〉小諸(長野)〈22〉四天王寺(大阪)〈23〉金沢泉丘(石川)

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