学びや、笑顔で巣立つ 福島県内の公立小学校で卒業式

担任教諭を囲み記念撮影をする卒業生=22日午前、福島市・森合小

 県内のほとんどの公立小学校で22日、卒業式が行われた。福島市の森合小では129人が旅立ちの日を迎え、6年間を過ごした学びやを巣立った。

 渡辺かほる校長が児童一人一人に卒業証書を手渡した後、新型コロナウイルスの影響が続いた中での児童の活動に触れ「皆さんはマイナスをプラスに変えた。社会の変化が加速する中でも、たくましく生きる姿が想像できる」と式辞。後藤琉維さん(12)は「卒業は悲しいけれど、うれしい。コロナもあったが、友達と楽しい生活を送ることができた」と笑顔で振り返った。

 県教委によると、本年度の卒業児童(昨年5月1日時点)は375校1万3854人(前年度比487人減)。14校が本年度末で統廃合される。

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