『厨房のありす』最終回、2つの事件の真犯人が明らかに ありすと倖生の運命は?

門脇麦が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』。3月24日に放送される最終回の場面写真が公開された。

本作は、ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)などの脚本や映画『そばかす』などの監督として知られる玉田真也が脚本を手がけるオリジナル作品。ハンディがあったり、マイノリティだったり、それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちのヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある。

自分の過去と向き合うことに決めたありす(門脇麦)は、倖生(永瀬廉)と一緒に五條製薬の創立記念パーティー会場へ出向き、誠士(萩原聖人)から真実を聞き出そうとする。ありすの実の父親は本当に誠士なのか。だとしたら、母・未知子(国仲涼子)が1人でありすを産んで育てていたのはなぜか。25年前に研究所に火をつけて未知子の命を奪い、倖生の父・晃生(竹財輝之助)に横領の罪を着せたのは、一体誰なのか。「誠士さん、あなたはそれが誰だか知っていますね?」。ありすと倖生に、誠士はついに真犯人の名を明かす。

一方その頃、心護(大森南朋)も大きな決心をしてパーティー会場に現れた。蒔子(木村多江)と道隆(北大路欣也)がいる控室のドアをたたいた心護は、驚く2人の前で真実を打ち明けようとする。「あの25年前の火事、あれは事故じゃないんです。実は」。その言葉に蒔子は動揺する。全てを知ったありすと倖生が選ぶ道とは……。
(文=リアルサウンド編集部)

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