R-1史上初アマチュア決勝進出 どくさいスイッチ企画のプライベート「妻は10歳下で大喜利強い」

ゲスト出演した、どくさいスイッチ企画

吉本興業所属のお笑い芸人・からし蓮根が水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)。「R-1グランプリ2024」で、アマチュアとして史上初の決勝に進出し同率4位の成績をおさめた、どくさいスイッチ企画がゲスト出演した。

【写真】妻にネタを見せるという、どくさいスイッチ企画(右)

もともと「M-1グランプリ」が大好きだったという、どくさいスイッチ企画。「漫才がしたい」という思いから、お笑いができる場所として大学の落語研究会に入ったが、協調性がなさすぎてコンビが組めなかったのだそう。そのままの流れで、現在もお笑いの舞台に立つときには一人で活動している。

芸名の由来は、ボタンを押すと嫌いな人を消せるという、アニメ『ドラえもん』に出てくる道具「どくさいスイッチ」から。この回は、最後にのび太が「みんな消えちゃえ」と言ってのび太以外の全人類が消えてしまう。「これをもとに、『僕は一人でも頑張っていくぞ』という意味を込めてつけました」と説明すると、伊織はすかさず「すごいこわい人やん」とポツリ。青空は「なんで周りを消すん?」と笑った。

「R-1グランプリ」決勝後、初めて出社したときの周りの反応について尋ねられると、「逆に誰も話しかけてこなかった」とコメント。親からも、「見ましたよ」「楽しんでましたね」と言われたくらいの反応だったという。さらには、最近USJに行ったが、6時間いても誰にも気づかれなかったことも明かした。

続いて、結婚について尋ねられると「結婚している」と回答。「妻は10歳下の会社員。趣味が大喜利で、大喜利ライブで出会った」と話すと、伊織は「奥さんも大喜利をするんですか」と質問。これに対し「妻は大喜利が強いんですよ」と答えると、からし蓮根の2人は手をたたいて笑った。

そんな妻に、ネタを見せてアドバイスをもらうこともあるという。「妻から『説明が足りないかな』とか言われる」と話すどくさいスイッチ企画に、青空は「俺たちでもあるもんな」と共感を示した。

妻からは「好きなように生きてほしい」「芸人一本で生きていったらいいじゃん」と言われることもあるそうだが、自身は「そんなおそろしいことはなかなかできない」と、すぐには決心できない心中を吐露した。

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip水曜日』2024年3月20日放送回より

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