仕事しながら転職活動の悩み 2~4位に“ならでは”の悩み集中 1位は「希望に合う仕事を見つけるのが困難」

情報サイトのキャリアバイブルはこのほど、在職中に転職活動をした経験がある全国の男女500人を対象に「在職中の転職活動における最も大きな悩み」に関するアンケートを実施し、その結果を公開した。

1位は「希望に合う転職先を見つけるのが難しい」(112票)。「希望する職種が経験などの理由で応募できないこと。解決にはいたらず条件を妥協した」(30代男性)、「合う条件がなく面接時に希望を聞いてもらった」(40代女性)、「条件に合った転職先になるか、転職先について知人に相談した」(50代男性)などの声が寄せられた。

2~4位には、仕事しながらの転職活動ならではの理由が名を連ねた。

2位は「面接の日程を組みづらい」(100票)。「有給制度を活用した」(40代男性)、「先方に事情を説明して可能な限り合わせてもらった」(30代女性)などのほか、「休みが取りづらい職場だったので、結局は退職してから応募しました」(40代女性)というケースも寄せられた。

3位は「周囲に気付かれないように転職活動をするのが難しい」(86票)。「会社を裏切っているという考えになるので精神的にきつい」(40代男性)、「今の仕事に力を入れていないように思われるから。休暇をとって活動した」(50代女性)、「周囲の人に気が付かれないよう、面接に行くのに他の理由で早退・欠勤していた」(60代女性)などの声があがった。

4位は「仕事と転職活動の両立が難しい」(60票)。「結局仕事を辞めてから探した」(40代男性)、「時間が取れない。休むしかない」(50代女性)と両立の難しさを打ち明ける声が目立った。

なお、5位は「不採用通知によるメンタルの不安定さ」(48票)だった。

・「キャリアバイブル」内の該当記事:https://nexer.co.jp/career-bible/42161

(よろず~ニュース調査班)

© 株式会社神戸新聞社