「ロピア」の沖縄1号店がオープン 開店前から200人以上が行列 那覇市の国際通り【動画あり】

 全国で急成長している食品スーパー「ロピア」の沖縄県内1号店が25日午前10時、那覇市の国際通り沿いにある商業施設「カーゴス」内にオープンした。開店前から200人以上が並び、入場制限がかかった。

 8時ごろから並んだという沖縄市の女性(68)は、かごを4個まで乗せられるロピア独自のカートを準備。息子(31)とロピア独自の「生本マグロブーメラン」お目当てで訪れたという。

開店直後から賑わう店内=25日、那覇市安里・ロピア

 同店はカートの利用に100円玉が必要になる「コイン式カート」を導入している。沖縄で馴染みがないため、店員が行列客に「百円玉の用意を」と呼びかける様子もあった。100円玉はカート返却時に戻る。 

ロピア名物の海鮮はみ出し巻き
ロピアで人気のキンパ

 会計は現金のみでクレジットカード類は使えない。店舗周辺に5月末ごろまで専用駐車場2カ所(計120台)を設けるが、開店後しばらくは混雑が予想されるため、新都心公園の向かい(カラオケ館・シダックス跡地)にも3月31日まで臨時駐車場を設け、無料往復バスを運行する。

店舗から徒歩1分のロピア専用駐車場=25日午前10時半、那覇市安里

 ロピアは低価格と独自の商品を強みに、全国16の都道府県と台湾で計90店舗を展開する。沖縄での出店は「フレッシュプラザユニオン」の野嵩商会(宜野湾市、仲村明社長)との協業で、ロピア初のフランチャイズ展開として注目を集めている。

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