ラグビー高校日本代表がU19イタリア代表に勝利、髙橋智也監督「1年間の成果」

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城央祐キャプテンが先制トライ

イタリア遠征中のラグビー高校日本代表が3月24日、イタリア・カルヴィザーノでU19イタリア代表と対戦し、36-27(前半24-5)で勝利を収めた。20-22で敗れた20日の第1戦のリベンジを果たした。

日本は前半4分にモールから抜け出してキャプテンの城央祐(桐蔭学園)が先制トライ。その後もリードを広げて前半を19点差で折り返した。後半はイタリアの反撃を受けて4点差まで迫られたものの後半38分に森尾大悟(茗溪学園)がトライを決めて突き放した。コメントは以下の通り。

■髙橋智也監督
「第49期高校代表の最終戦を勝利する事ができ大変嬉しく思います。The First Move…を体現すべく前半最初から試合を支配した要因として、全選手がDF局面において、イタリアチームの考える時間を奪ったことがあげられます。まさに1年間取り組んできた成果と思います。彼らの成長をひしひしと感じた70分間でした。Beat Italyを達成した今、次はU20そしてフル代表を担う人材になるべく更なる努力をしてくれる事を祈念しています。最後に、この遠征実施にあたりご協力いただいた多くの皆様に御礼を述べさせていただきます。ありがとうございました」

■城央祐キャプテン
「今日の試合については、キックでエリアを取って、FWがトライを取り切るという、自分たちのゲームプランがしっかりと遂行できました。持ち味の前に出るディフェンスも十分に発揮できたと思います。後半は苦しい時間帯が続きましたが、自分たちのこれまでの頑張りを信じて最後まで粘り、勝ち切ることができました。遠征全体としては、選手・スタッフが家族のようになり、チームが一つになることができたと思います。それが、最後の勝利に繋がったと思います。応援していただいた皆様、ありがとうございました」

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