小林製薬の「紅麹」使用メーカーで自主回収が相次ぐ 岡山県内の企業でも3社が自主回収の意向【岡山】

小林製薬の「紅麹」を使用したサプリメントで健康被害が出ている問題です。全国の食品メーカーなどが自主回収をしている中、岡山県内の企業でも3社が自主回収の意向を示していることが分かりました。

この問題は、小林製薬が3月22日、自社で生産した紅麹を使った機能性表示食品を摂取した、少なくとも13人が腎疾患などを発症したと発表したものです。

小林製薬によりますと、この紅麹は、国の内外の原料商社や食品メーカーなど52社に販売されているということです。紅麹を使った飲料や食品メーカーでは、自主回収の動きが相次いでいます。

岡山県生活衛生課によりますと午後3時時点で、岡山県内では3つの会社が自主回収の意向を示していて、現在、届け出を出すための指導を県から受けているということです。

3社は備前保健所管内のみそ製造会社、備中保健所管内の食肉製品会社、美作保健所管内のみそ製造会社です。

香川県では、自主回収の動きは確認されていません。

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