合計5選手が離脱のイングランド代表 メイヌーに続けて新たに若手2選手を追加招集

写真:リコ・ルイスは2回目の代表招集となる

イングランド代表選手にケガ人が相次いでおり、新たに3選手の離脱が決まった。

イングランド代表は3月のインターナショナルマッチウィークでブラジル代表とベルギー代表との国際親善試合が組まれている。すでに現地時間3月23日、ブラジル代表戦を行っており、0-1で敗れている。同26日には、ベルギー代表戦を控えている。

イングランド代表には今回招集されたものの、すでに離脱している選手がおり、ブカヨ・サカ(アーセナル)はブラジル代表戦前に、ハリー・ケイン(バイエルン)はブラジル戦後にそれぞれケガにより、所属元のチームに戻っている。そして新たに、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)、ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、サム・ジョンストン(クリスタルパレス)の3選手の離脱が決まったという。『BBC』電子版が報じている。

ウォーカーはブラジル代表戦の11分に、全力スプリントをした際に、ハムストリングを負傷。一度はプレーを続けたものの、20分に交代し、ピッチを後にしている。ウォーカー、マグワイア、ジョンストンの3選手は、それぞれのクラブに戻り、治療を続けるという。

合計5人の離脱者が出たイングランド代表は、リコ・ルイス(マンチェスター・シティ)、ジェイムズ・トラッフォード(バーンリー)の追加招集を発表している。19歳のリコ・ルイスは昨年11月の北マケドニア代表戦で代表デビューを飾っており、21歳のGKトラッフォードは代表初招集となる。

すでにギャレス・サウスゲート監督は、18歳のコビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)を追加招集しており、ブラジル代表戦で代表デビューを飾っている。6月のEURO2024に向けて、新戦力のテストを行っているサウスゲート監督。若手選手や代表歴の浅い選手の起用について次のように語った。

「多くの若い選手、また多くの経験の浅い選手が出場し、活躍しているのを見ることができた。(ブラジル代表に敗戦したが)私はチームのパフォーマンスに全く落胆していない」

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