何のため?レストランでおなじみ「ナイフレスト」の使いかたマナー

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:レストランにある「ナイフレスト」の使いかたマナー

フレンチやイタリアンのレストランでお食事をいただく時。

コース料理などで、ナイフやフォークがずらっと並んでいる時は「外側から」使いますよね。では、箸置きのようなものにナイフやフォークが1セットのみ置いてある場合はどうでしょうか?

この「箸置きのようなもの:は、「ナイフレスト(またはカトラリーレスト)」と呼ばれるものです。

今回は、このナイフレストの使いかたマナーについて、確認しましょう。

どんなお店で使われる?

ナイフレストは、比較的カジュアルなレストランや、テーブルが小さめのお店などでよく使われます。

ナイフレストの意味って?

ナイフやフォークがひと組ずつ置かれているということは、つまり「次の料理でも、同じカトラリーを使ってください」という意味です。

コース料理などでたくさんのカトラリーがあらかじめ並んでいる場合は、食べ終わったらお皿の上においたままにしますが、ナイフレストがある場合は、一皿終わったらナイフやフォークをナイフレストに戻すようにしましょう。

カトラリーはどう置くの?

  • ナイフ:右側、刃が内側を向くように置きましょう。(刃が隣の人に向かないように)
  • フォーク:左側、刃を上にして置きます。

ただ、食事の途中で席を外す場合などに、このようにしてナイフレストにカトラリーを置いてしまうと、「食べ終わったのでお皿をさげてください。」という合図になるので、気を付けてくださいね!

食事の途中なら、上の写真のように、お皿にハの字にして置いたままで大丈夫です。

***

ナイフレストは小さなアイテムですが、きちんと意味があります!

ナイフやフォークを置いた時、周りからもキレイに見えるよう、カトラリーの使いかたも意識できるとよいですね。

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

© アイランド株式会社