銚子電鉄の新車両「22000形」3月29日デビュー

新車両22000形(クハ22007―デハ22008)(画像:銚子電鉄)

銚子電鉄は25日、新車両「22000形」(クハ22007―デハ22008)の営業運転開始日を2024年3月29日(金)と発表した。29日(金)・31日(日)の運転時刻は下記の通り(30日は運転しない)。

◆仲ノ町6:53→外川7:13
◆外川7:16→銚子7:35(※)
※総武本線の特急「しおさい8号」と接続
◆銚子7:42→外川8:04
◆外川8:10→銚子8:29

「22000形」は元南海2200系。新車両は銚子電鉄としては約8年ぶり、中古のさらに中古でない車両としては約30年ぶりの導入となる。形式と車番は南海電鉄で登場したころのものにあわせ、塗装もかつてのものを再現した。

銚子電鉄は今月9日、営業運転に先立ち仲ノ町駅で「なんかいいちょうしに!出発セレモニー」を実施。竹本社長は「南海高野線の急坂を天空に駆け上った車両とともに、当社の業績も天空に。銚電が目指すのは、リニアならぬシニアモーターカー。地域の皆様、全国の鉄道ファンの皆様に愛される鉄道を目指していく」とコメント。式典の様子は一部動画化され、銚子電鉄ホームページに掲載されている。

新車両の導入にともない、2010年から就役していた『2000形 デハ2001-クハ2501』は2024年3月15日をもって退役した。

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