白河厚生総合病院(白河市)は4月1日から、最新の放射線治療装置を導入する。患者の小さな動きを感知して位置のずれを修正しながら治療する機能が付いた東北初導入の装置となっている。がん病巣部により正確に、より多くの放射線を安全に照射することが可能となり、他の細胞を傷つけずに副作用が少ない治療を提供できるという。
放射線科リニアック室に設置される。
導入するのは放射線治療装置「True Beam(トゥルービーム)」と位置照合装置「Exac Trac Dynamic(エグゼック トラック ダイナミック)」。
約6億3500万円をかけて導入した。同病院は「放射線治療専門医や放射線治療専門放射線技師をはじめ、安全で質の高いチーム医療の提供に日々努めていきたい」とした。