相馬市の相馬中村神社、涼ケ岡（すずみがおか）八幡神社、相馬神社の3社は24日、サクラをデザインした桜詣限定ご朱印の授与を始めた。今年初めて行われる取り組みで、4月14日までの期間中、各神社がそれぞれ色鮮やかなご朱印を授ける。
3社は中村藩相馬家ゆかりの神社で、境内は市内を代表するサクラの名所となっている。限定ご朱印は開花期間中に3社を巡って、相馬の文化や歴史にも理解を深めてもらいたいと企画された。
ご朱印には、各社の特徴が盛り込まれている。相馬中村神社はサクラが満開の参道をあしらい、涼ケ岡八幡神社は境内の放生池に架かる朱色の神路（かみじ）橋を描き、相馬神社は独特の書体で社名を記した。
涼ケ岡八幡神社の草野清貴総代長は「サクラの季節に多くの方に相馬を訪れてもらい、ご朱印を受けていただきたい」と話している。授与料はそれぞれ千円。授与時間は各社午前9時～午後4時。問い合わせは市観光協会（電話0244.35.3300）へ。
