国内男子ツアー24年シーズンが開幕 石川遼は蝉川泰果、今平周吾と同組

6シーズン連続で優勝を挙げてきた今平周吾(撮影/大澤進二)

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)

24試合を予定している国内男子ツアーの2024年シーズンが28日(木)に幕を開ける。東建コーポレーション株式会社が主催する「東建ホームメイトカップ」は、31回目となることしも三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋が舞台。132人のフィールドで賞金総額1億3000万円(優勝賞金2600万円)をかけて争う。

前年大会は混戦模様の最終日に「63」をマークした今平周吾が2打差を逆転し、ツアー通算8勝目。17年の初優勝から6シーズン連続のタイトルをつかんだ。

賞金王の中島啓太はDPワールドツアー(欧州ツアー)に主戦場を移して不在。その中島と最後まで年間タイトルを争った金谷拓実、蝉川泰果には国内ツアーをけん引する活躍が求められる。

予選会を通って「LIVゴルフ」でプレーする香妻陣一朗は2年前の大会チャンピオン。ルーキーイヤーから積極的にアジアンツアーにも挑んでいる杉浦悠太ら日本を飛び出して奮闘する面々はすでに試合勘も十分だ。4週前のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」を制した幡地隆寛は日本での初タイトルも待たれる。

石川遼は18年に2位、首位タイで最終日を迎えた前年も3位フィニッシュだった。2シーズンぶりの優勝へ、早速エンジンをかけていきたい。

この大会の連覇は小田孔明(09、10年)のみ。予選ラウンドは今平が石川と蝉川、金谷が平田憲聖と比嘉一貴との組み合わせになった。

<主な出場予定選手>
今平周吾、石川遼、稲森佑貴、岩崎亜久竜、岩田寛、大槻智春、大西魁斗、岡田晃平、片岡尚之、片山晋呉、桂川有人、金谷拓実、河本力、香妻陣一朗、杉浦悠太、蝉川泰果、ソン・ヨンハン、谷口徹、谷原秀人、幡地隆寛、比嘉一貴、平田憲聖、堀川未来夢、宮本勝昌

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