「今年はスタートからいいクレーシーズンにしたい!」不完全燃焼が続いた西岡良仁が新たなステージを前に意気込み<SMASH>

男子テニスの西岡良仁(世界ランキング71位)が、自身のX(旧ツイッター/@yoshihitotennis)で最近の厳しい試合結果を振り返りつつ、新たに始まる欧州クレーシーズンに向けての意気込みを綴った。

今シーズンはケガの影響で予定していた大会に出られず、シーズン初戦となった「全豪オープン」では1回戦敗退。2月開催のデビスカップ(国別対抗戦)では日本の勝利に貢献したものの、以降は6週連続で出場した大会で早期敗退を喫している。

まず3月22日のXでは「日本に帰国しました」と報告し、「久しぶりの長い遠征はかなり苦しい結果の遠征となり、理想よりも遥かにランキングを上げる事が出来ずとなりました。勝てそうな試合を落とす流れが何大会もあり悔しい結果でした」とコメント。とはいえ、次のクレーシーズンに向けては「良い方向に流れるようトレーニング頑張っていきます」と気持ちを切り替えた。
そして25日には「今日からクレーコートに。今年こそはスタートからいいクレーシーズンにしたい!」と綴り、味の素ナショナルトレーニングセンターのクレーコートの写真を添えた。

昨年の欧州クレーシーズンでは、チャレンジャー(下部大会)1大会を含む5大会に出場して2~3回戦敗退が続いたが、四大大会の「全仏オープン」では自己最高となる4回戦進出を果たすなど好結果も残した。

今年は現時点では「バルセロナ・オープン」(4月15日~21日/スペイン・バルセロナ/ATP500)から西岡のクレーシーズンが始まる予定。持ち前のフットワークや多彩なショットを生かし、欧州のクレーを舞台にさらなる活躍を見せてほしい。

構成●スマッシュ編集部

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