キリンビールが17年ぶり新ブランド 「晴れ風」4月2日から発売、定番化目指す

「キリンビール 晴れ風」

 キリンビール(東京都)は26日、「キリンビール 晴れ風(350ミリリットル、500ミリリットル)」を4月2日に発売すると発表した。スタンダードビールの新ブランドとしては17年ぶり。変わりゆく時代に求められるビールを提供し、定番化を目指す。

 晴れ風は、麦芽100%と日本産の希少ホップ「IBUKI」を使用、仕込みや発酵工程で酸味を抑制し、飲みごたえと飲みやすさを両立。また、ビールとの接点が深い花見や花火などの「日本の風物詩」を守る取り組みとして、売り上げの一部(350ミリリットルは0.5円、500ミリリットルは0.8円)を寄付。第一弾は桜をテーマに応援。全国43自治体(県内は南足柄市)で保全活動の資金として活用されるという。参加方法は商品パッケージのQRコードから。

 同日、キリンビールが都内で開催した新商品発表会で堀口英樹社長は「新しい時代のおいしさを目指した。ご期待いただきたい」と話した。

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