セクハラ&出版妨害された!弁護士女優がゴールデングローブ主演俳優の実名暴露 行為の「記録」も示唆

女優のレベル・ウィルソン(44)が、俳優でコメディアンのサシャ・バロン・コーエンに「沈黙」させられそうになっているという。レベルは先週、ある男性有名人が、海外で来月2日に発売予定の回顧録『レベル・ライジング』の出版を阻止しようとしているとインスタグラムに綴っていたが、今回それが2016年作『ザ・ブラザーズ・グリムズビー』で共演したサシャであったことを明かした。

レベルは24日にインスタグラム・ストーリーに「私は、高額な弁護士や危機管理PRマネージャーにいじめられたり、沈黙させられたりしない」「私の本の1章で話していた『最低な奴』は、サシャ・バロン・コーエンよ」と綴っていた。その数日前には、「私の本で最低な奴について書いた。今、その最低な奴から脅されている。彼は危機管理PRマネージャーや弁護士を雇っている」「彼は私の本に関するプレスが出るのを止めようとしている。でも、本は発売されるし、あなた方は真実を知ることになる」と投稿していた。

そんなレベルは2022年、ある男性共演者によるセクハラ行為について、ピープルにこう明かしていた。「(何年も前にある男性共演者が)私を部屋に呼んで、自身のパンツを下したの。酷いことだし、ぞっとしたわ」「そしてその後の行為もね。これは(性暴力被害を共有し告発する)#MeToo運動の前だった。彼らは私と私のキャリアを潰そうとしたの。もし#MeTooの後に起こっていたなら、ただ告発していたわ」

しかし法学部を卒業したレベルは、身の上に起こったことを記録するのを忘れなかったそうで「私は弁護士だから、それを記録したの。私の代理人を呼んで、起こったことについて、特定のことを文書にまとめたわ。何が起こったのか、業界内では知られるようにね」「あの状況、あの酷い男と共に留まった理由?私は去るべきだった。そこに留まる価値はなかった。でもそれと同時に、『正しいことをやろう。プロらしく、映画を完成させよう』って考えたのよ。今だったらそんなこと決していないけど」「私の事務所に苦情を言うことすら、大きなステップだと思ったわ。そしてスタジオに苦情を出すこともね。あの男に対して苦情を言ったのは、私が4人目だと知ったの。ぞっとする行為だけど、多くの女性はもっと最悪な経験をしているわ」と説明していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社