中国大使館、英国の制裁を非難 「サイバー攻撃」は事実無根

中国大使館、英国の制裁を非難 「サイバー攻撃」は事実無根

 【新華社ロンドン3月26日】在英中国大使館は25日、英国政府が何の根拠もなく、中国が英国にサイバー攻撃を行ったと称し、中国の個人や団体に対する制裁を発表したことについて、悪辣な行為であり強く非難するとし、次のような声明を発表した。

 英国の言う「中国による英国へのサイバー攻撃」は完全なでっち上げで、悪意ある中傷であり、中国はこれに断固として反対し、強く非難するとともに、すでに英国側に厳正な申し入れを行った。

 中国はサイバー攻撃の主要な被害者の一つであり、一貫して法律に従い、さまざまな種類の悪質なサイバー活動を断固として阻止し、厳しく取り締まっており、サイバー攻撃行為を奨励、支持、容認したことは一度もない。英国が何の根拠もなく「中国がサイバー攻撃をしている」と騒ぎ立て、制裁まで発表したのは徹頭徹尾の政治的操作であり、悪意ある中傷だ。

 中国は内政不干渉の原則を一貫して堅持しており、英国の内部問題に干渉する関心も必要もない。中国は英国に対し、中国に関する偽情報の流布を直ちにやめ、自作自演の反中茶番劇をやめるよう、誤った道をますます突き進むことのないよう強く促す。

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