シリア代表変更のダフードに問題…ミャンマー戦直前にチームキャンプを離脱

代表キャンプ離脱のダフード[写真:Getty Images]

ドイツからシリアへの代表変更を決断したMFマハムド・ダフードに問題が生じた模様だ。

現在、ブライトンからのレンタル移籍によってシュツットガルトでプレーするダフード。シリア生まれもドイツで育った技巧派のセントラルMFは、これまでドイツの世代別代表でプレーし、2020年にはA代表で国際親善試合2試合に出場していた。

しかし、長らくディー・マンシャフトでプレー機会がなかった中、先日に以前からラブコールを受けていたシリアへの鞍替えを決断していた。

そのダフードは今回のインターナショナルマッチウィークで初招集を受け、26日に行われる2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦でのデビューも期待されていた。

しかし、シリアサッカー協会(SFA)は26日、ミャンマーのキックオフまで数時間という状況において、同選手がチームキャンプから離脱したことを明かした。

「マハムド・ダフードは代理人から伝えられた要求に我々が応じられなかったため、今朝、サウジアラビアのアル・コバールでの代表チームキャンプを出発した。これは代表チームに影響を与えるだろう」

なお、SFAはこの一件に関する詳細は今後改めて発表するとしているが、ダフードのシリア代表での将来が懸念されるところだ。

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