小林製薬の「紅麹」使用 安曇野市の菓子店が自主回収 健康被害は確認されず【長野・安曇野市】

小林製薬の紅麹を使った商品の健康被害問題で、県内では新たに安曇野市の菓子店が商品の自主回収を発表しました。

自主回収を決めたのは、安曇野市で和菓子販売などを手掛ける「お茶元胡蝶庵(こちょうあん)」です。
店側によると対象となるのは、「とろける桜生大福」、「平クッキー桜」などの6点です。先月15日から店頭やオンラインショップで販売し、いずれも小林製薬の「紅麹」を使っていました。
ただ、問題となっている種類の「紅麹」は使っておらず、念のため自主回収を決めたということです。これまでに健康被害は確認されていません。
小林製薬の「紅麹」をめぐっては、サプリメントを摂取した人が、腎疾患などで2人死亡し、これまで100人以上が入院していたことも明らかになっています。

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