【小林製薬「紅麹」サプリ問題】2人目の死亡報告

 小林製薬の「紅麹」の成分入りのサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省は、26日に行った同社へのヒアリングの結果、これまで公表されていた1人に加えて、2人目の死亡事例が報告されたと発表した。

入院報告は106人に、被害発覚続く

 厚生労働省は26日、この問題を受け初めて同社の担当者から直接ヒアリングを行なった。同省によると、この場で新たに2人めの死亡報告があったことを明かされたという。これを受け、食品衛生法に基づいて廃棄命令などの措置を取るよう会社の本社がある大阪市に通知した。

 また相談窓口から健康被害の報告が続いており、入院者は106人に拡大している。

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