テレビ朝日運営のYouTube公式アカウント『ANNニュースチャンネル』登録者数400万人突破 / Screens

株式会社テレビ朝日が運営するYouTube公式アカウント『ANNニュースチャンネル』(ANNnewsCH)が、3月24日にチャンネル登録者数400万人に達した。ニュースだけを配信するチャンネルとして、多くの方に登録いただいたことは、大きな励みである。同時に情報インフラとしての責任も増したことになり、特に災害報道で今後さらに内容の充実を図る予定。

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その一環として、今年1月に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた輪島朝市の過去と現在とこれからを見つめるスペシャルサイト『私たちの輪島朝市物語』を立ち上げ、複数の動画をYouTubeにアップしている。

再建に向けて歩み始めた朝市店主たちの物語

さらに、日本人の死因トップである「がん」に関する正確な情報がいかに重要かを伝える。不確かな治療情報に振り回された20代のスタッフが制作した動画もアップする予定。

チャンネルスタートからこれまで

ANNニュースCHは2009年9月にスタート。登録者数は2020年3月に100万人を超え、それから約4年で4倍となった。『報道ステーション』『スーパーJチャンネル』『羽鳥慎一モーニングショー』『大下容子ワイド!スクランブル』などのレギュラー番組をはじめとするコンテンツなどの配信の充実を図ってきた。ニュースメディアの特徴の一つ「ライブ配信」が引き続き注目されており、今年1月に発生した能登半島地震や羽田空港での海保機と日本航空機の衝突の現状をリアルタイムで伝えた。

忘れてはいけない、災害等の記憶を残していくため

災害等をライブ配信で伝えるとともに、アーカイブというインターネットの特性を活かした防災への取り組み『まいにち防災~災害を知り 命をまもる』では、「2011年3月11日 東日本大震災」などのコンテンツを多くの方々に視聴いただいている。さらに「東日本大震災」の復興を映像と地図で表現した『REC from 311~復興の現在地』のノウハウを活用して、「能登半島地震」の被害状況を伝えている。

【東日本大震災】宮城県気仙沼市を飲み込んだ津波

【東日本大震災】岩手県宮古市を襲った黒い巨大津波

被災地100カ所以上の復興の歩みを発災直後から定点撮影

その時どこで何が起きたのか…能登半島地震の被害状況を配信

ショート動画にも注力

YouTubeショートの視聴回数も増加し、そのことが登録者数の増加にも貢献。Googleニュースイニシアティブ(GNI)イノベーションチャレンジの資金援助を受け、16:9の動画を成長が著しい縦型動画に素早く変換できるシステム「ヨコタテくん」を開発し、活用している。

【参考情報】
■『ANNnewsCH』登録者数の推移
2009年9月 YouTubeに登録
2020年3月 100万人達成
2021年8月 200万人達成
2023年1月 300万人達成
2024年3月 400万人達成

■日本国内 主なニュースチャンネルの登録者数(2024年3月25日現在)
『日テレNEWS』 215万人
『TBS NEWS DIG』 221万人
『FNNプライムオンライン』 192万人
『テレ東BIZ』 197万人

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