ファーウェイ、麻倉ゴルフ倶楽部で「スマートウォッチ」の新機能体験デモ

ファーウェイ・ジャパンが3月25日に開催したゴルフ新機能発表会では、麻倉ゴルフ倶楽部(千葉・佐倉市)の実際のコースを、ゴルフ機能が搭載された「HUAWEI WATCH GT 4」を装着しながらまわるという体験デモが行われた。

「HUAWEI WATCH GT 4」を装着しながらラウンド(ハーフ)をまわる新機能の体験デモが催された

スマートウォッチは10年で1.5億台以上を出荷

あいにくの雨が降る中で開催された発表会だったが、10時から同倶楽部のレストラン会場で、ファーウェイデバイス ウェアラブル&スポーツヘルスケア部門のRico Zhang(リコ・ジャン)プレジデントが同社のデバイス戦略を発表した。

「(スマートウォッチには)スポーツやヘルスケアなど様々な使用シーンがあるため、そのシーンごとに使い分けができるように五つにシリーズ化して展開してきた。販売開始から10年で全世界累計出荷台数は1.5億台以上、HUAWEI Healthの全世界累計サービス利用者数は4.9億人を突破した」とアピールした。

そして、「日本の生活者のライフスタイルを加味して、日本で人気が高まっているマラソン、登山、スキー、ヨガなどに加え、今回ゴルフのワークアウトも開発しました」と述べた。

左からファーウェイデバイス 日本・韓国リージョン プレジデント 賀 磊(ハ・レイ)氏、ファーウェイデバイス ウェアラブル&スポーツヘルスケア部門のRico Zhang(リコ・ジャン)プレジデント、プロゴルファーの横田 真一氏、テクノクラフトの栂坂 昌業代表取締役社長

なお「HUAWEI WATCH GT 4」の新機能については、既報の記事を参照にしてほしい。

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https://www.bcnretail.com/news/detail/20240326_411625.html

続いてファーウェイデバイス日本・プロダクトスペシャリストの王子田 敬一氏は、「『HUAWEI WATCH GT 4』は100種類以上のワークアウトや、ヘルスケア管理などもできるため、ゴルフ専用のスマートウォッチではなく、日々のケアにも活用していただけます」と、日常でも使える点を訴求した。

プロゴルファーの横田 真一氏によるトークセッションと始球式も

発表会では、プロゴルファーの横田 真一氏もゲストとして登壇するトークセッションも開かれた。

横田氏は「今回初めてスマートウォッチを使用した感想は、残りのヤード数に合わせて、クラブを選ぶ際、手元でパッと見れて分かりやすい点、ティーショットでどのエリアを狙えば良いかすぐにわかる点が特によかったと感じました。心拍数も同時に測定できる点も非常に良かったです。ゴルフをプレーする中で、自律神経をコントロールできると上手くいくと言われています。そのため、スマートウォッチで心拍数を確認し、数値が高い場合、深呼吸をする、一度立ち止まるなど、適度にリラックスするとプレーを上手く進めることができると思います」とゴルフ新機能の使用感やプレイ上達のポイントについて語った。

プロゴルファーの横田 真一氏による始球式

その後、新社長に就任したファーウェイデバイス 日本&韓国リージョンの賀磊(ハ・レイ) プレジデントから、「HUAWEI WATCH GT 4」(46mmケース径シリーズ)の新SKUであるグリーンの市場想定価格が3万6080円であることが発表された。

発表会の会場となった麻倉ゴルフ倶楽部のコース

今回の新機能で協業したテクノクラフトの栂坂 昌業代表取締役社長も登壇し、テクノクラフトの技術やファーウェイとの協業、ゴルフ業界のさらなる発展への想いについて語った。

「HUAWEI WATCH GT 4」

フォトセッションや横田氏による始球式の後、昼食をとり、その後12時30分頃から報道関係者と一緒にグループごとにラウンド(ハーフ)をスタート。実際に「HUAWEI WATCH GT 4」の使い勝手を確かめながら、各々がプレイを楽しんでいた。

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