小林製薬「紅こうじサプリ」問題 県内在住の1人に健康被害を確認【長野】

小林製薬が製造・販売した「紅麹」のサプリメントを巡る問題で、県は県内在住の1人に健康被害が確認されたと明らかにしました。

県によると、今月25日県内の医療機関から小林製薬の紅麹サプリによる健康被害が疑われる患者を診察したと県に連絡がありました。
患者は問題となっている紅麹サプリを定期的に摂取していたことに気づき医療機関を受診しました。
その後、患者は腎機能障害で入院しましたが、現在は退院しているということです。
現時点ではサプリを摂取した人が2人死亡し、これまで100人以上が入院しています。
県は問題となっている製品を持っている場合は摂取せず、自主回収の返品方法に従うよう呼びかけています。また、健康被害の相談は最寄りの保健所などで受け付けているということです。

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